HOME > 事例紹介 > Case2:ユニ・チャーム様「ベビータウン」
サイト構築の背景
ユーザーとのダイレクトな結びつきをつくり出す
「ベビータウン」はブランド強化のために「企業色を出さない」という基本コンセプトを打ち出した。「これはマスマーケティングからの転換という課題に対するひとつの解答だった」と語るのはユニ・チャームの坂元乃之氏である。
こうした戦略の背景にあったのは少子化による国内育児市場の縮小傾向とベビーケア製品における他社との差別化である。シェア拡大のためには、従来型の広告・セールスプロモーション展開は限界に来ており、今後は、いかにしてブランドロイヤリティを高め、収益貢献度が大きなロイヤルユーザーを獲得するかという部分がキーポイントになると坂元氏はとらえた。
坂元 私たちが求めたのは、お客さまとの繋がりをつくるための基盤です。私たちと長くおつき合いいただくという確固たるブランドロイヤリティです。
中村 基盤というのはいうまでもなく「ベビータウン」のことですね。
坂元 うちはベビーケア部門の主力商品である紙おむつやその周辺の情報には自信があります。しかし、それだけでは総合的な育児支援サイトとしては不十分ですよね。コンテンツの内容が偏るのはどうしても避けたかったんです。
中村 その解決策として出されたアイデアが、育児や生活の中でもカテゴリーの異なる企業とアライアンスを組むことだったわけですね。
坂元 そうです。異なる領域のベビーケア商品のメーカー同士でアライアンスを組めば情報にも厚みが出てくるし、他社との差別化も図れる。紙おむつだけでなく、衣類やベビーフードなどの情報を盛り込み、お互いに補完し合うことで魅力的なコンテンツが提供できる。しかし、それを実現するためには、全面的にサイトの運用を任せられるだけでなく、うちとアライアンス企業各社の間に立って物事をまとめることができる運営能力が不可欠だったんです。
中村 そこでうちの総合力が評価していただけたのですね。
坂元 はい。サイトを通じたブランド戦略は多角的に進めなければなりません。当初から私たちは「ベビータウン」の成功に絶対必要な条件として「コンテンツ力」「システム構築力」「運用力」の3点セットを掲げていましたが、こうしたサポート態勢が実現できるパートナーでなければ、この仕事は成功しないと思っていました。






