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上海レポート

初めての上海出張体験(1/4)

<2012/05/15>

はじめまして。岩田と申します。

入社13年目の34歳。若手でも何でも無い、加齢臭が気になるお年頃ですが、今回の上海レポートは私の方からお送りいたします。

今年4月より弊社の海外ビジネス業務に携わる事になりまして、今回が初めての上海出張。
2泊3日の滞在です。

アジア圏は韓国と台湾しか行った事がないので中国は初。
どうなる事やらと、出張前は期待と不安が半分半分でした。

そんな私ですが、今回は視点を変えて「初めての上海出張体験」というテーマで4回に渡りご報告させて頂きます。

それでは、いざ、迪文普信息技術服務(上海)有限公司(以下:上海オフィス)へ向けて出発!

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今回の出張目的は、

(1)日系現地法人クライアント向けプレゼンテーションの実施
(2)DNP現地拠点の視察及び、業務内容の理解

の2つです。

(1)については、日系企業クライアントが中国国内でのIT業務でお困りのご様子なので、課題解決提案のプレゼンテーションを行ないました。
(2)については、現地拠点であるDNP上海オフィスの視察と、業務内容理解となります。


次回以降、上海オフィスのご案内なども含めて、詳しくご紹介します!

それでは続きは次回。
再见!

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新たなる時代到来の予感。中国銀聯万能キオスク端末

<2011/06/20>

ICTに関するトレンドをお伝えする『デジコム上海通信』。

第4回目は中国銀連の万能キオスク端末Easy Lifeについてご報告します

Easy Life 安全生活 キオスク端末」

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中国銀聯は2011年5月より、Easy Lifeキオスク端末を上海主要地下鉄駅すべてに配置しました。

具体的な機能としては、公共料金の支払い、プリペイド携帯のチャージ、口座預金の振替、銀行残高の照会、クーポンの発券、交通パスのチャージ、映画館のチケット購入、舞台演劇のチケットの購入、など。驚くほど多様な事務処理をキオスク端末1台で行うことができるようになっています。上海市内にはATMなど銀行取引用の端末はありましたが、映画チケット発券、公共料金の支払い等が行える端末はありませんでした。

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夢のような端末ですが、その秘密は、銀聯カードにあるようです。日本では同じようなサービスがコンビニ内のキオスク端末より提供されていますが、支払いは別途レジで行うことになっています。

対して、中国の決済シーンでは銀聯カードによる支払いがスタンダード。スーパー、飲食店、コンビニなどあらゆるシーンに登場。クレジットカードよりも銀聯カードを使用している人の割合が圧倒的に多いです。(中国の銀行で口座を作ると必ずキャッシュカードに銀聯カードの機能が付いてきます!)そのことから、銀聯決済のみの端末を提供。キャッシュを扱わないことにより安全性も向上しているのだと思います。

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中国のユビキタス化は確実に、そして急速に進行をしています。

引き続き、感度をあげてウォッチしたいと思います。


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無錫『K-Park』構想 - 後編

<2011/05/30>

ICTに関するトレンドをお伝えする『デジコム上海通信』。


第2回目と第3回目は、上海近郊の無錫から、無錫市政府のK-PARK構想についてお届けします。

WUXI STUDIO (国家)数字产业

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©(国家)数字产业 / © 无锡太湖新城科教产业园

前回ご紹介をしました、「ソフトウェア開発、アウトソーシング」と並び、K-Parkのもうひとつの柱となるのが「映画、アニメーション産業」。これは「アジアのハリウッド」を合言葉に『無錫(国際)数字電影産業園』として、米映画芸術科学アカデミー会長(アカデミー賞開催組織)のシド・ギャニス氏を広報委員長として迎え、201011月よりスタートしたプロジェクトです。

 

CHINAWOOD構想

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このプロジェクトの目的は、屋外、屋内撮影スタジオ、映像編集スタジオ、アニメーションの制作スタジオなどを当地域に集約、産業の発展を促すとともに、地域一体をひとつのテーマパークとして発展させ、産業要員だけでなく、観光客も地域へ流入させることを狙っています。

現在、中国内企業へのオファーは勿論のこと、国外企業へのオファーについても行っており、将来的には「アジアのハリウッド」となることを目指し、区画一体を『CHINAWOOD』と名づけプロモーション活動を行っています。

 

ハリウッドも注目する中国デジタル産業

一見、唐突に見える映画芸術科学アカデミー会長ギャニス氏の参画ですが、映画、アニメーション製作についての次世代デジタル基地として、無錫を注目しているとのことで、近年発展を続けるデジタルアニメーション、デジタル編集映画の更なる飛躍の可能性をここ中国無錫市K-Parkに感じ、積極的に参画しているそうです。

官民一体となったダイナミックな取り組みにハリウッドも注目しています。

 

米ベンチャーキャピタルファンドも出資

プロジェクトはスタートしたばかり、10年後の完成を見込んでいますが、資金面でのサポートも順調なようです。産業開発およびフィルムファンドについては、無錫政府と共に、米モルガン・スタンレーのベンチャーキャピタルファンドも出資。世界各国からの関心の高さも覗えます。 

ただ、実際にはプロジェクトは始まったばかり、建設予定地にはまだ建物はなく、唯一あるのは建設計画のミニチュア模型のみ。まずは5年後のプレオープンを目指し、区画整備の真っ最中です。

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ハリウッドも注目する、中国官民一体となった地域発展事業CHINAWOOD。日本としても中国のダイナミズムから学ばなければならないことが多いように思います。想定外の事態に揺れる今こそ、ダイナミックな夢を描く力を発揮したい、そう切に願います。

 

■中華人民共和国 江蘇省 無錫市 ホームページ

http://jp.wuxi.gov.cn/ (日本語)

WUXI STUDIO (国家)数字产业

http://www.wuxistudio.com (英語)

K-Park 无锡太湖新城科教产业园

http://www.wxkjy.gov.cn/ (中国語のみ)



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無錫『K-Park』構想 - 前編

<2011/05/16>

海のICTに関するトレンドをお伝えする『デジコム上海通信』。

第2回目と第3回目は、上海近郊の無錫から、無錫市政府のK-PARK構想についてお届けします。

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K-Park(无太湖新城科教产业园)』

地域の発展に際して、行政主導で産業を誘致する試みは日本でも多く見られますが、ここ無錫市でも市政、産業、学術が一体となり産業の枠組み作りをダイナミックに展開しています。

K-Parkにおける産業テーマは大きく2つ。1つ目はソフトウェア開発、アウトソーシング、2つ目は映画、アニメーション産業。

それぞれの産業を無錫南部に位置する緑に囲まれた湖、太湖に面した広大な一区画に『K-Park』として集約しています。


政・産・学、一体となった取り組み

K-Park2006年より政治、産業、学術が一体となり、地域活性化、これら産業の発展に取り組んでいます。

学術では、江南大学を中心に、無錫工科大学、北京大学、iカーネギー学院が敷地内にて、述べ4万5千人の学生を教育。

中でも注目は、iカーネギー学院。名前の通り、米カーネギー・メロン大学(ソフトウェア教育センター)と無錫政府が共同で設立をしており、ソフトウェア開発について米国最先端の教育を提供できる体制となっています。卒業生の就職先についても、K-Park内で斡旋をしており、人材の創出、活用までトータルに枠組み作りをしています。

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産業では既にIBMの中国クラウドセンター、SUNの技術サポートセンターを中心に国内、国外を問わず企業が敷地内で展開をしており、その数は今後も増えるとのこと。また、これらK-Parkの維持、企業助成などは無錫政府基金、中国内ソーシャルベンチャー基金、民間投資にて行われ、資金調達の面でも安定した供給が確保されています。2007年にはその助成金を使用し、44社の企業が学生(教授を含む)によって新たに起業されました。

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行政主導のダイナミックな枠組み作り

訪れた感触として、政治主導による枠組み作りの手厚さ、人材育成への積極性、産業との緊密な連携を強く感じました。また、政府担当者との会食においても地域を活性化するという熱意が大いに伝わってくるように思いました。官民のパワーバランスが日本とは異なりますが、行政主導のダイナミックな枠組み作りの力強さをひしひしと感じました。

 

次回はK-Parkもう一つの産業、映画、アニメーション産業についてお届けします。

 

 

■中華人民共和国 江蘇省 無錫市 ホームページ

http://jp.wuxi.gov.cn/ (日本語)

K-Park无锡太湖新城科教产业园

http://www.wxkjy.gov.cn/ (中国語のみ)

 



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デジタルサイネージの進化系 タクシー内デジタルサイネージ

<2011/05/07>

上海のICTに関するトレンドをお伝えする『デジコム上海通信』。

第1回目は、上海、北京を中心に急速に拡大するタクシー内デジタルサイネージについてお届けします。

さて、日本で公共交通の広告というと、電車の中吊り、駅看板、ラッピングバスなど、昔から続く広告、新しい広告を含め、非デジタルの広告が多いですね。JRの車内で放映されているCMについても液晶TVを搭載していない車両もまだ多く、そのハード面は発展途上かと思われます。
中国では上海を中心に、消費者との双方向コミュニケーションを実現している広告媒体が、急速に拡大しています。

『Touchmedia(触动传媒)』

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タクシーの後部座席に座ると前の座席のヘッドレストに設置された小型のデジタルサイネージが目に止まります。基本的には動画広告が流れているのですが、このデジタルサイネージには、タッチパネルが搭載されており、興味のある会社の広告を選んで見ることができます。さらに消費者アンケートの実施、メールマガジンの登録等、消費者とのコミュニケーションツールとして、タクシー内での空き時間を利用したマーケティングを可能としています。

このデジタルサイネージを提供しているのが「触动传媒(触動伝媒)」という会社。
2003年に設立。中国のタクシー内に設置された広告メディア、フリーペーパーの運営を主な事業としています。

SMS配信、乗車メーターとも連動

また、すべての端末ではありませんが、携帯電話の番号をタッチパネルに入力すると、その場でSMSを受信し関連情報を取得できる端末もあります。タクシー内で即時にクーポンを取得できることから、欧米系ファーストフード、リテーラー大手が活用をしているのが見受けられます。
1か月ごとにこれらの情報は集計され広告主のもとへ渡っていきますが、もちろんこれらの数値はデタラメに算出をしているものではなく、再生回数はタクシーの乗車メーターと連動し、消費者からのアクションはサイネージ内に蓄積をしており、信頼のおける数値となっているようです。

日本でもタクシー内でCMを流すサービスはありますが、上記のように効果的に消費者とコミュニケーションを行い、実績を定量化するというところまで至っていません。
広告のソフト面、品質面ではまだ、日本、欧米諸国がリードをしているように感じられますが、広告のハード面、ことデジタルサイネージにおいては、中国が急速な発展をとげています。今後も中国のデジタルサイネージメディアから目が離せません。


■触动传媒(Touchmedia)
本社:中国 上海市
設立:2003年
URL:http://www.touchmedia.cn/

 



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